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ヒヨドリ
目・科:スズメ目 ヒヨドリ科
体 長:27.5cm
主に果実や野菜を食べ、花や蜜など甘いものを好みます。昆虫や樹木の新芽、木の実なども食べます。他の鳥があまり食べない木の実もよく食べるため、植物の種子を遠くに運ぶのに貢献しています。「ピーッピーッ」「ピールルル」「ピーピョロピョロピ」など様々な鳴き方をします。
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ベニマシコ
目・科:スズメ目 アトリ科
体 長:15cm
日本では夏鳥として北海道や青森県下北半島で繁殖し、冬鳥として本州以南へ渡り越冬する、長い尾の赤い鳥です。繁殖地では、地上や樹上で昆虫などを捕食し、越冬地ではイネ科やタデ科の草の実を啄みます。「ピッポ、ピッポ」や「フィー、チリチィチョ」などとやさしい声で鳴きます。
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ニュウナイスズメ
目・科:スズメ目 スズメ科
体 長:14cm
頭上から上面が栗色をしたスズメによく似た森林性の小鳥で、北海道全域の明るい落葉広葉樹林に生息し、スズメとは対照的に林や森などを好み繁殖する夏鳥です。
耳羽周囲の黒い斑が本種にはないことがスズメとの識別ポイントです。スズメよりも高い声で「チュン、チュチュチュ」などと鳴きます。 -
ハイタカ
目・科:タカ目 タカ科(旧ワシタカ目・ワシタカ科)
体 長:オス約32 cm、メス約39 cm
オスは翼の上面・尾は青味のかかった灰黒色。メスは上面全体が褐色がかった灰黒色で、「キッ キッ キッ・・・」とよく通る声で鳴きます。
餌の多くは小鳥類で、生垣や薮に逃げ込んだ小鳥を、長い足を伸ばして捕らえる姿をよく見ることができます。 -
ノスリ
目・科:タカ目 タカ科(旧ワシタカ目・ワシタカ科)
体 長:50–60cm
翼を広げると100–140cm、体重は500–1300gで、オスよりもメスの方が大型です。北海道や本州中部以北、四国の山地で繁殖する留鳥で、ネズミなどの小形哺乳類やカエル、ヘビ、昆虫、鳥などを食べ、木の枝にとまって待ったり、飛びながら獲物を探し、「ピィーヨ」や「ピィヨー」などと鳴きます。
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クロツグミ
目・科:スズメ目 ツグミ科
体 長:22cm
日本のツグミ属の中では最も小さい種類の一つであり、 オスは全身が黒く、腹側は白地に黒の斑点が目立ちます。林の地面をはね歩きながら、昆虫やミミズなどを捕食します。
さえずりは複雑で、「キャァ キャァ キョコ キョコ キーキ キーコ キーコ」などと大きな明るい声で鳴きます。 -
コウライキジ
目・科:キジ目 キジ科
体 長:60~80cm
本来の棲息地は朝鮮半島ですが、狩猟目的で人為的に放鳥されたものが野生化し、日本固有種のキジとの交雑種もいます。
植物の葉、芽、花、種子、昆虫、クモを食べ、「ケーンケーン」と鳴きます。 -
キジバト
目・科:ハト目 ハト科
体 長:33cm
背中に黒と赤褐色のうろこ状の模様があるのが特徴で、首に青と白の縞模様があります。食性は雑食で主に果実や種子を食べますが、昆虫類、貝類、ミミズ等も食べ、「デデッ、ポーポー」、終わりは「デデッ、ポゥ」と鳴きます。
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カシラダカ
目・科:スズメ目 ホオジロ科
体 長:15cm
後頭部に短い冠羽があり、雄の冬羽と雌は、頭部と体の上面に淡褐色になります。平地から山地の明るい林や林縁、草地、農耕地、アシ原に生息し、地上を跳ね歩いて移動します。春に「ピピチュルピピピィビィチュルチュルチクチクビィ」などと、ヒバリに似たさえずり方で鳴きます。
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コサメビタキ
目・科:スズメ目 ヒタキ科
体 長:13cm
大きくクリッとした可愛らしい目が特徴で、日本には夏鳥として渡来し、雑木林やカラマツ林など明るい林で棲息します。
鳴き声が小さく、「ピイピイ、クチュクチュ、チチチチ、ピチピチピヨピヨ」などと複雑に鳴き、空中で飛ぶ虫をフライングキャッチして捕食します。 -
ミソサザイ
目・科:スズメ目 ミソサザイ科
体 長:11cm
よくとおる美しい声で「ピィツイッピルルル、ピーチィピルピル」や「チリリリリ」と複雑にさえずり、雌雄同色で、よく短い尾羽を上に立てた姿勢をとります。
日本の野鳥ではキクイタダキと共に最小種のひとつで、昆虫やクモ類を食べます。 -
マヒワ
目・科:スズメ目 アトリ科
体 長:12cm
ユーラシア大陸から冬鳥として渡来し、ダケカンバやハンノキ類の実・種子を好んで食べます。
「チクチクチィチィチューイン、チィチィ、チュイ」などとさえずり、群れてざわめくようなコーラスで鳴き交わします。