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キセキレイ
目・科:スズメ目 セキレイ科
体 長:20cm
長い尾を活発に振りながら川岸を歩き、水中や岩陰などに棲む昆虫類やクモ類などを捕えて食べます。飛んでいる昆虫を捕まえるフライングキャッチをすることもあります。
「チチン、チチン」「チチチ、チチチ」と高く澄んだ声で鳴きます。 -
ハクセキレイ
目・科:スズメ目セキレイ科
体 長:21cm
「チチチッ、チチチッ」とか「チッチュイ、チッ、チュイ」と澄んだ声で鳴く白っぽい顔のセキレイ類で、水辺が近い畑や市街地などを活発に歩きながら、土中などに潜む昆虫類やクモ、ミミズなどを主に捕えて食べます。
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センダイムシクイ
目・科:スズメ目 ヒタキ
体 長:13cm
広葉樹林の枝先にとまる若葉そっくりのムシクイ類で、樹上を徘徊しながら木の葉の裏にいる昆虫、節足動物などを食べます。
「チョチョチョ ビィー」とさえずり、この声を「焼酎1杯、グィー」と聞きなすこともあるとか。 -
ヤブサメ
目・科:スズメ目 ウグイス科
体 長:10.5cm
森林や藪などに生息し、鳴き声は高く「シシシ・・・」と聞こえ、虫の鳴き声に似ています。灌木や茂みの中、地上を跳ね回って昆虫類やクモ類などの節足動物等を食べ、常に地上近くの低い場所にいます。
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ツグミ
目・科:スズメ目 ヒタキ科
体 長:24cm
翼を下げ、胸を反らせて地面に立つ赤茶色で、木の実やミミズなどを食べます。
「キョッ、キョッ」とか「クィクィクィ」などと鳴き、農耕地や芝生、川原などで見られる鳥です。 -
シジュウカラ
目・科:スズメ目 シジュウカラ科
体 長:約14.5cm
公園や街路樹、森などでもよく見られるスズメサイズの小さな鳥です。白い頬と喉から胸の黒い帯が特徴で、その模様は「ネクタイ」と呼ばれることもあります。さえずりは「ツーピツーピ」「ツィピーツィピーツィピー」「チュチュパーチュチュパー」「パチュパチュパチュパチュパチュパ」「ツーピピッ」「ジャージャー」など20種類ほどあり、場面によって使い分けるとされています。食性は雑食で、果実、種子、昆虫やクモなどを食べます。
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ハシブトガラ
目・科:スズメ目 シジュウカラ科
体 長:約12cm
日本では北海道に留鳥として平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息し、他のカラ類とも混群を作ります。おもに昆虫やクモを捕食し、冬季には木の実や種子なども食べます。樹洞やキツツキの古巣、巣箱にコケや獣毛などを用いた皿形の巣を作って卵を産み、「チチ」「ジェージェー」とコガラよりも強い鳴き声を出したり、澄んだ声で「ピヨピヨピヨ」などさえずります。
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ルリビタキ
目・科:スズメ目 ヒタキ科
体 長:14cm
オスは背中のるり色と脇腹のオレンジ色のコントラストが鮮やかで、おもに林の下枝にとまって地上を見張り、昆虫やクモを見つけて舞い降りて補食します。鳴き声は「チッチーチチロチィー」というような明るい調子でさえずり続けます。
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ミヤマホオジロ
目・科:スズメ目ホオジロ科
体 長:約16 cm
林の中の空き地やへりで地上を跳ね歩いて移動し、イネ科やタデ科などの草の実やマツの種などを食べます。オスは黄色と黒の鮮やかな顔の模様が美しく、「チー チュチュリ チュルル チィチュリ チチ」と早口でさえずります。
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ヤマゲラ
目・科:キツツキ目 キツツキ科
体 長:約30cm
北海道に生息する緑色のキツツキは本種のみで、広葉樹の混じった林で、太い生きた木の幹や枯れ木に穴を掘って巣穴とします。昆虫やクモ、果実、種子などを食べ、鳴き声は「キョッ、キョッ」と甲高く長い声の後に、短く尻下がりの声が続き、飛び立つ時には「ケレケレケレッ」と鳴くことがあります。頭部の赤色はオスにのみあります。
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メジロ
目・科:スズメ目 メジロ科
体 長:約12 cm
目の周囲の白色部が和名の由来になっており、花の蜜や果実を好み、虫なども食べる雑食です。「チー、チー」という地鳴きで鳴き交わす様子がよく見られ、比較的に警戒心が緩いので、姿を観察しやすい野鳥です。
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クマゲラ
目・科:キツツキ目 キツツキ科
体 長:45 ~57cm
日本に分布するキツツキ科の中では最大種で、和名のクマ(「特大の」の意)の由来になっています。全身が黒い羽毛で被われ、オスは頭頂から後頭にかけて、メスは後頭のみ赤い羽毛で被われています。おもにアリ(1日あたり最高1,000匹)や、その他の昆虫や果実も食べ、大木や枯れ木に穴を空けて巣を作ります。「キョーン キョーン」と大きな声で区切って鳴いたり、飛行するときは「コロコロコロコロ‥」と鳴きます。